トップ高濃度ビタミンC療法の効果

がん治療における高濃度ビタミンC療法の効果

当院では、がん治療患者の安全のために、高濃度ビタミンC療法を開始する前に必ず「G6PD」酵素が十分に存在することを証明しています。また、高濃度ビタミンC療法の終了時に、ビタミンCの血中濃度も測定し、効果のある濃度が得られているか否かを確かめています。
このような画期的な療法でも、残念ながらガン抑制効果は100%ではありません。ガンの発育を抑え、延命効果があるのは60−70%であると報告されています。

しかし半年と宣告されたがん治療患者のQOLが向上し、2−3年間長生きされた患者の報告は数多くあります。高濃度ビタミンC療法だけよりも、ガン免疫を助ける栄養療法を加味した「分子整合栄養医学」の分野を併用すれば、一般に報告されているより、より良い効果が上がると信じています。

よりよき効果を得るためと、よりよき患者のQOLのために、東京での「高濃度ビタミンC療法」と「分子整合栄養医学」の勉強会に出席し最新情報を収集しています。また関係専門誌とインターネットからの情報収集に努力しています。

ビタミンCの風邪への効果

ビタミンCが風邪に効くというのは本当です。ビタミンCには強力な抗酸化力があり、ウイルスの増殖をコントロールします。米国では“OTC”(処方箋なし)で、ビタミンCの2000mgが発売されていることは前にも書きました。日本でも最近ドラッグストアでビタミンCの1000mgが発売されているのは大変に喜ばしいことです。通常1日10g(10,000mg)を2−3日服用すると、風邪は退散します。重症のときは、25gの点滴静注は非常に効果があります。従って鳥インフルエンザが云々されて特効薬がない現在、ビタミンCの10g以上の経口大量投与療法や、25gの点滴静注療法は朗報でしょう。

ビタミンCのその他の疾患への効果

色々の文献やインターネットでビタミンCの情報を集めると、興味ある記述に遭遇します。ほとんど全ての疾患は、ビタミンC欠乏症であるという記事にも遭遇しました。

実際に高濃度ビタミンC療法を行っていると「糖尿病」「リュウマチ」「うつ病」「パニック障害」などの疾患が軽快する状態を観察出来ます。人間とモルモットはビタミンCを生成出来ませんが、産生可能な動物をストレス状態に置いてみて、その動物のビタミンCの血中濃度を測定すると、人間が1日に10gから100gの摂取量に相当する量だそうです。

すなわちストレスに対処するために、高濃度のビタミンCを産生しています。
従って我々がいう高濃度ビタミンC療法は、ビタミンCを産生できる動物にとっては、高濃度ではなく、生理学的濃度だそうです。
残念ながら、1日のビタミンCの必要量(RDA)は、壊血病を予防するための必要量である1日50mgと決められていて、極端に少ないように思えます。ビタミンC療法は、今後益々色々な展開が生まれて来そうな感じのする、興味ある療法と思っています。

高濃度ビタミンC療法や、ガン治療に関するお問い合わせ・ご相談

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